ライツアウト

BLと夢創作が好きなオタクのブログ。

私が男主夢を書くことに辿り着くまで

2020年9月30日

これは、ほとんど個人的なメモなので、読んでも面白くないかもしれない、と言い訳をしておく。

私が男主夢に辿り着く道のりを語る上で、欠かせないものがある。

主人公の名前を変えられるゲームの存在だ。

私が一番最初に深く触れたゲームは、ポケモンの青版だった。男主人公の名前を変えて、思う存分、相棒ポケモンゼニガメとの冒険を楽しんだ。当時の自分は、女であるのに男のアバターを着ることに対して、特に何も意識はしていなかった。

当たり前のように、そういうものとして受け入れていた。ポケモンクリスタルでは女主人公で遊んだけれど、そのことに対して特別な喜びを感じたということもなかったように思う。

夢小説に初めて触れたのは、小学生の頃だった。どうやって夢小説サイトに辿り着いたのかは覚えていないが(たぶん検索したら出てきた)、私はテニスの王子様の芥川慈郎の同級生の女子になったり、彼女になったりした。

名前変換に戸惑った覚えはない。そういうものとして、すぐに受け入れていた。ゲームみたいなものか、と。私にとってのゲームとは、その世界に入り込むものだったから。

夢とほとんど同時に、二次創作BLカップリングにもハマっていた。最推しであるキャラのBLカプは読まなかったけれど。今にして思えば、あれが私の「キャラ単体推し」の始まりだったのかもしれない。

男主夢の存在に気付いたのは、少し後、BLEACHの最強男主に出会った私は、「へー男主人公の夢小説もあるんだー」と、それもすんなり受け入れて読むようになった。

私の二次創作の始まりはさらに後、ペルソナ3からである。どこにも出していないが、自分が名付けた男主人公×荒垣先輩の小説をいくつも書いていた。自分を救うために。

それから、私はゲームの名前を変えられる男主人公×男キャラの小説を自分のためだけに書くようになる。二次創作するのは、そういったゲームだけだった。何故なら、基本的に一本で完結するから。二次創作に矛盾が出にくくて良いと私は考えていた。

魔人學園やらペルソナ4やらで、私は小説を書き続けた。自分が書いているものはBLカップリング小説だと疑いもせずに。いや、今でもそう思っているが。ゲームのビジュアルのある主人公は夢主ではない、とは思う。しかし、現在は提督や審神者やプロデューサーは? とかキャラメイクした主人公は? とか色々考えている。

今にして思えば、私が初めて書いた夢はこの頃に書いた、オリジナル主人公(季節の擬人化)×ヘタリアのロシアさんだった。当時の私は、夢小説ともオリ主創作とも意識していなかったが。

ある出会いによって、完結していないものでの二次創作を出来るだけ避けていた私に、転機が訪れる。

それは、進撃の巨人のジャン・キルシュタインとの出会いである。

私は昔から何故か、自分≒ゲーム主人公=攻めと思っており、好きなキャラを受けにしてきた。進撃でも、ジャンは受けだな~と思った。

しかし、攻めキャラが見当たらない。いねぇ。そこで私は、やるしかないと思った。

よし、モブレだな、と。当時、夢から離れていた私は、そう思ったのだった。

私はモブジャンを読み、妄想した。そして、自分でも書くか、と考える。

モブは憲兵団の男で~。いや、なんでコイツ憲兵なんだろ? 訓練兵の頃、がんばったんだな~このモブ。なんで訓練兵になったんだろ? 元々は孤児で~。いや、モブにそんな設定いらないし。

しかし、モブに設定を生やすのを止められない!

それで気付いた。あ、これ男主夢だ! 知ってる!

よし、男主夢を書こう!

それで出来上がったのは、何故かエレン夢だった。今でも訳が分からない。

けれど、なんだか良い出来だと思ったので、私は初めてサイト(ちなみにフォレスト)を作って、ネットに公開した(それがもう、7年も前とは……)。

ついでに、ゲーム主人公の小説にも名前変換を付けて公開した。私のサイトには、夢小説と、名前変換のあるBLカップリング小説が並んでいる。だから私は、名前変換小説サイトを名乗ることにした。それは、今でも続いている。

今では、完結していない作品の二次創作も普通にするようになった。ありがとう、進撃。私が書いたワートリの男主夢面白いので読んでください(宣伝)。

まとめ。自分を救っていたら、攻め男主夢に辿り着いた。きっと、ゲームのおかげで名前変換が大好きだったので、それが土台になっているのかな、と思う。どのアニメや漫画や映画でも、この作品に入り込むゲームやりて~! と思うから。

でも、ない。ないから夢を書く。そんな感じ。みんなギアスのロストカラーズみたいなゲーム好きでしょ? ね?

思いの外短かったような気もするけど、これが私の夢書きに至る歴史だ。もううろ覚えの部分もあるけれど、これ以上忘れる前に、書き残したいと思った。こういう経緯の人もいるんだ~と知っていただけたなら、幸いです。お読みくださり、ありがとうございました。良かったら夢小説の方もよろしくお願いします(宣伝)。